大ちゃんプチ鬱発症後、レスに!
こんにちは。
大ちゃんは、しばらく微熱も下がらないし頭痛も収まらず、なんだかピリピリした空気を発していました。私もそれに影響され、家の中で、なんだか緊張し、大ちゃんに気を使っていました。家族が鬱になった時、「頑張れ」と言ってはいけないという知識だけはありましたが、自分自身が頑張って普通に生活しているというか、普通を演じている感じの毎日でした。
本当は、初めての海外生活で、「今日はこんなことがあった」「あんなことがあった」と、くだらないけど聞いてもらいたい話がいっぱいありましたが、大ちゃんの様子を見ながら、話したり話さなかったり・・・。人一倍おしゃべりな私は自分の好きにしゃべれないというのもストレスでした。
そんな生活を1か月続けましたが、状況を知っている上司とも相談し、少し早めの、そして長めの夏休みをとることにしました。
行先は南フランスのニースとカンヌそこから南イタリアに移動してナポリ、アマルフィ、カプリ島。期間は2週間。
冬場に日照時間の短い北欧は自殺率が高く、冬季うつ病という病気もあります。でも、北欧でうつ病になった人は南欧に半年くらい滞在して、明るい日差しを浴びると、うつが治ってしまうんですって。
時期は冬ではなく初夏だったけど、大ちゃんの頭痛も良くなればいいなと思って二人で選んだ行先でした。
私も日々の緊張から解放されて、大ちゃんも仕事から解放されて、南欧の強い日差しを浴びて、綺麗な景色を見て、美味しいワインを飲んで、ちょっと浮かれているような、付き合い始めた当初の自分達に戻ったような感覚でした。
そして夜。
久しぶりの旅行だし、お酒も飲んでいるし、そういうことをしようとしたら、できないではないですか!(詳細は詳しく説明できませんが、大ちゃんのアレがあれだったということです。。。)
でも、この時は、「そりゃ、そうだよね」とお互い話しました。「疲れているし、そういう気分になっただけでもすごいよね。」と。
私は、本心で、仕方ない、と思っていましたが、この時、大ちゃんの本心はどうだったんだろう。きっとものすごいショックだったのではないか、と思うのです。
というのも、この先、しばらくレス生活になるからです。。。