はなの妊活日記

27歳で結婚した私が41歳で出産するまで

二度目の体外受精

こんにちは。

 

一回目の体外受精は失敗におわりました。

 

卵巣を刺激したので、次の周期は治療お休みです。

この頃になると、一か月休むのも、歳をとってしまう、、、と恐怖でした。

 

一回目の卵巣刺激方法はクロミッド+HMG注射の組み合わせでしたが、2回目はアンタゴニスト法という方法でした。卵巣の刺激方法を変えると採卵できる卵子の数が増える可能性がある、とのことです。月経3日目から毎日注射をして卵胞を育て、卵胞が充分の育ったところで排卵を抑制するGnRHアンタゴニスト製剤を注射するというものです。この注射は自宅でもできますが、私は毎日病院に通っていました。

自分で注射するのがどうしても怖かったので、通院するという不便をとりました。いずれにしても注射はいたかったです。

あと、注射が嫌だったのか、体が悲鳴をあげているのか、とにかくストレスでマフィンやマドレーヌといったバターとお砂糖たっぷりのお菓子がどうしても食べたくなって、沢山食べていたら3キロくらい太ってしまいました💦

理性で冷静に治療を進めている自分と、こんなこといやだよ、とそれに対抗する自分が喧嘩していました。

 

太りながらも無事に卵子が育ち、2度目の採卵。

二度目とあり、好奇心から、手術室で何が行われるのか、この目で確かめてみようという気持ちになっていました。麻酔はかかっていましたが、先生が手術室に入って、今から採卵します、というタイミングでまだ意識があったので、モニターに注目していました。そしたらですね、なんと麻酔が効かなくて、採卵、痛いのです!

1個、2個、と採卵されていきますが、「イテテテ〰」という感じでした。

あとで看護師さんとの雑談で教えてもらったところによると、「麻酔は意識には勝てない」ということでした。意識がしっかりしていると麻酔も効かないんですね。(体外受精で使う麻酔が弱いものだから)注意です。以後気をつけます。

 

採卵、翌日、院長先生に電話。今回は13個取れたけど、受精したのは9個。無事に育っているということです。授精しなかった4個は小さかったり、精子が2個入ってしまったり、だそうです。

 

今回も新鮮胚移植を行うため、3日目にまたオペ室へ。また子宮にそっと受精卵をふんわりと置いて終わりです。このふんわりと置くだけであとは普通に生活していいというのが、どうしても心配で、すごく大人しく帰りました。

 

2週間後、着床判定。今回も陰性です。50万円チーーーーンです。

ほんとにほんとにこんな無駄使いがあるでしょうか???妊娠すればむしろ安いくらいかもしれないですが、妊娠しなかった場合は、手元に何も残りません。

(欲しくないけど)エルメスの高級バックのバーキン買えちゃったよ、ハワイにビジネスクラスでいけちゃったよ。とか頭の中をぐるぐる思考が巡りました。

 

2回目も失敗だったけど、一つだけいいことがあったとしたら、お金は自分の為に、自分が喜ぶことに使うのが一番いいな、ということに気がつきはじめたことでした。